LP最適化とは

LPを作ったが、なかなか売上に繋がらない」
「広告のクリックばかり多くて広告費が高い」
「顧客獲得単価が高くなってきた」

WEBやSNS広告などで集客してもなかなかコンバージョン(CV)に至らない場合、ランディングページ(LP)に原因がある可能性があります。
ランディングページ(LP)の問題点を解決し、コンバージョン率(CVR)を高め、WEBやSNS広告に投資したコストのROI(費用対効果)を高めることを目的とした施策が、LPOLanding Page Optimization=ランディングページ最適化)です。

弊社がおこなってきたLPOの事例やノウハウをまとめた資料を無料でダウンロードしていただけます。貴社のLP改善にお役立てください。

LP最適化はなぜ必要?

弊社はランディングページ(LP)を制作する際に、市場調査・競合調査・クリエイティブ評価調査などを重ねて、脳科学、心理学を応用した企画設計により、目標CVRを目指してクリエイティブを制作します。
ただ、それでも常にさらにコンバージョン率(CVR)を向上させるために、継続的なランディングページ最適化(LPO)が必要だと考えています。

そもそもランディングページ(LP)に到達するネット広告からの流入してくるユーザーは変化しています。例えば検索キーワードは、季節によって冬は「乾燥」「保湿」春先は「紫外線」「UV」など変化します。健康診断が増える5〜6月・9〜12月には、「メタボ」「血圧」などを気にする人が増えたりもするでしょう。

ターゲットの変化を考え、よりよいコンバージョン率(CVR)のために改善を続け、完成度の高いパターンを作り出すことをランディングページ最適化(LPO)と考えています。

LP最適化の流れ

目的整理

LP最適化において達成すべき目標を洗い出し、共有します。LPO計画を立てるために重要なフェーズです。

仮説立て

メインビジュアルやキャッチコピーを変更するだけではなく、テストすべき対象について仮説を立てます。

ABテストの影響範囲の予測

ABテストを実施した際に、狙っているターゲットが変わってしまわないよう影響範囲を予測します。

ABテスト実施

ABテスト計測ツールで実施します。お客様がお使いのツールで計測いたしますが2023年9月まではGoogleオプティマイズが無料で使えます。

要因分析と次回施策

アクセス数によって2週間程度で結果が出た後、その要因を分析し、さらに改善を加えるための次回施策を練ります。

LP設計と仮説検証

アクセス分析

アクセス解析

まず、LPOに取り組むには、「どんな訪問者がどのような目的で、どこからアクセスしているのか?」現在のランディングページ(LP)のアクセス状況を正確に把握することから始まります。 そのためには、アクセス解析ツールを活用します。
例えば、下記のポイントに着目してアクセスを分析します。
・流入の多い広告はどれか?
コンバージョンの多い広告はどれか?
・検索キーワードはどれか?

「訪問者がどんな情報を求めているのか?」によって、ランディングページ(LP)を構成するキャッチコピー、写真、訴求要素、順番など、適正なコンテンツは大きく変わってきます。その結果を数字で適切に知ることが、ランディングページ最適化(LPO)の第一歩です。

 

ヒートマップ分析

アクセス解析ツールを利用すれば「何人」のユーザーが「どこから来て」「どのページを閲覧したか」までは追うことができますが、ヒートマップはユーザーのランディングページ(LP)に対する反応を、色によって可視化し、直感的に理解するツールです。

ヒートマップによって、ランディングページ(LP)内で「どこが一番見られているか」「どこが見られてないか」「どこで離脱しているか」などが一目瞭然にわかります。私達は、アクセス解析と共にヒートマップを活用することによって、ランディングページ(LP)の構成の見直し、デザインの見直し、キャッチコピーの見直しも行います。

例えば、私たちはLPのリニューアルを考えておられるお客様に、「作り直す必要はありませんよ」とご提案することもあります。ヒートマップで見た結果、デザインの問題ではなく、たった1ヶ所構成を変更するだけでCVが向上した事例もあります。

常にデータを見ながら、最適なご提案を行っています。

ヒートマップ

A/Bテスト

ABテストとは、「ある特定の期間にランディングページの一部分を2パターン用意して、どちらがより効果の高い成果を出せるのかを検証すること」です。

例えば、キャッチコピーを2パターン比較する場合や、メインビジュアルの写真を2パターン比較する場合などです。

最初から100%を目指すのではなく、LPは作ってから高速でABテストを回して、ベストパターンを見つけるのが最適です。

あるデザイン会社にLPを依頼してもCVが悪かったから、また別のデザイン会社に依頼して作ってもらう・・・ということを繰り返していると、いつまでたっても最適なパターンは見つけられません。

必ずABテストを行うことをお勧めします。

注意点としては、キャッチコピーも写真も同時に変更したパターンでテストしてしまうと、どの要素が影響しているかが分からなくなります。

A/Bテストは、数パターンのコピーやビジュアルを用意する手間は必要ですが、シンプルに比較することができ、コンバージョン(CV)が多かった方を残していくことができるため、大変ポピュラーな方法です。

注意しなければならない点は、A/Bテストでは、2パターンずつテストしていかなければ、どこが有効だったのかがわからない点です。

そのため、写真もコピーも申し込みボタンの色も・・・と複数パターンを検証したい場合、時間がかかってしまうデメリットがあります。

アクセス分析

多変量テスト

A/Bテストに対して、多変量テストとはABCDE・・・沢山のパターンを同時に比較するテストのことです。

多変量とは「多種類のデータ(変数、変量)」のことを指します。

通常のA/Bテストでは、2パターンずつテストしていかなければならないため、最もコンバージョン(CV)が良いランディングページのパターンを探し出すまでに時間がかかりますが、多変量テストでは一気にテストすることができるため、素早く問題点を解決し、ベストなパターンを見つけ出すのに役立ちます。注意点は、ある程度の母数(アクセス数)がないと、差が出にくいことです。

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