定期通販は解約させないことが重要か?

前回、定期通販システムについて企業側にとっては継続的に売上を作ることが可能なシステムだとお話ししました。定期を導入されている企業で次のようなことをされていたら、今一度見直すとよいかもしれません。「入口の初回購入は非常にお得、但し3回継続することが条件」「解約するための方法をわかりにくくしている」「解約ボタンを押すと本当に解約しますか?と質問する設定がある」「解約は電話しかできない」。果たしてこの手法は継続者の維持や解約者を減らすことに役立っているのでしょうか?一歩引いてみると、これがあるがために加入を検討している人が足踏みしていたり、企業のイメージダウンにつながっている可能性があります。

快適な定期通販システムへ

今のデジタル時代、消費者が快適に「不」を感じることない定期通販システムを構築することが大事です。すぐに解約・休止できる、そしてすぐに再開できる、解約していても役に立つ情報をお届けできる環境を作りましょう。SNSの口コミで解約のトラブルは企業の評判にも影響します。すぐに解約できる状態を作れば、商品力があれば気が向いたときに手を伸ばしてくれることがあり、好印象な評判が検討段階の消費者の目に届いたり、新たな定期顧客獲得につながります。

継続する喜びを

解約させないための縛りではなく、継続した先の喜びにつながる感謝特典を用意することを考えることも有効です。継続特典は増量ではなくクロスセルにつながるアイテムがよいでしょう。ただ単調に同じものが届くのではなく、回数を重ねるごとに楽しみが増え企業との絆が生まれる、距離が縮まるような施策を定期という仕組みにのせてみてください。

効果的な定期通販システム構築のために

DMやメルマガを始め、お客様にお届けするあらゆる制作物に 「シナリオ」という形で、弊社ではご提案させていただいております。新たに定期システムを取り入れたいけれども何から着手すればいいのか分からない、やっているつもりだけれども結果に繋がらない、などお悩みの通販・CRMご担当者様、ぜひ一度私たちにご状況をお知らせください。御社のメンバーとして、今の時代の関係性の構築からお手伝いさせていただきます。

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