ターゲットを知るということ

ターゲットを知るために皆さんはどんなアプローチをしますか?自社の状況を振り返り仮説を立てグループインタビューを実施する、アンケートによる定量調査を実施することが王道の方法かと思います。

ただここに集まってくる人の話を参考に本当のターゲットのインサイトや状況を把握できるでしょうか。調査に集まる人は報酬を意識し、調査に能動的に参加している人であり、調査でみられることを前提に回答していますので、「お仕事として参加している」というある程度のバイアスがあります。それを分かった上で結果を見るようにしたいものです。

ターゲットに出会ってみる

本当にターゲットのインサイトを知りたいなら、「調査」ではなく、「一緒に楽しめる場を作る」というのはいかがでしょうか?

ターゲットとなる人を条件でセグメントし、イベントを開催するという手法です。コロナによる制限もなくなったので、リアルな場でターゲットの方々と接することができるようになりました。

ターゲットを想像し、ターゲットが喜んでくれそうな企画を考えてみてください。そして実際に出会い、話をしてみる。自分が想像・仮説を立てていたことと比べてみてください。

そうすると、想像・仮説よりもずっと何を考え、何を大事にしているか、どのように情報収集をし、その中での自社の位置づけをどう置いていただいているのかも見えてきます。話してみるといかに知っているつもりになっていたかを実感できます。

アプローチしたい顧客はパソコンの中の「データ」ではなく目の前に存在する「人」なのです。ご自身の五感で実感してみてください。

大事なことは企画したことは当たっていたのか?ということです。

本当にインサイトに寄り添った企画ができていたのなら、顧客の笑顔を目の前にすることができるでしょう。そして「楽しかった。ありがとう。また参加したい。」この言葉がもらえたら最高ですね。

顧客体験価値から次へ

新規獲得も継続も厳しい状況の中で、イベントに参加してくれた方は顔もインサイトもわかる貴重な存在です。イベントに参加してもらったあと顧客とどうつながり続けるか、イベントで得た知見をどう生かすのかを含め、体系立てて設計ができると今後の新たなビジネスへつながるのではないでしょうか。

効果的なアプローチをするために

DMやメルマガを始め、お客様にお届けするあらゆる制作物に 「シナリオ」という形で、弊社ではご提案させていただいております。新たに効果的なターゲットアプローチを取り入れたいけれども何から着手すればいいのか分からない、やっているつもりだけれども結果に繋がらない、などお悩みの通販・CRMご担当者様、ぜひ一度私たちにご状況をお知らせください。御社のメンバーとして、今の時代の関係性の構築からお手伝いさせていただきます。

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