マーケティングとは 商品開発から販売戦略の策定、広告宣伝に効果検証までの一連のプロセスを、一貫して計画して実行・管理することです。つまり、商品・サービスが「売れる仕組み」をつくることが、マーケティングと言えます。 (1)市場調査(マーケティングリサーチ) はじめに、売れる商品を企画するためには、「お客様が求めているもの」を知るのが大切です。そのために行われるのが、「市場調査(マーケティングリサーチ)」です。モニターへのアンケートや政府が出している統計データを調べたりしながら、定量的なデータを把握します。お客様の年代や性別に近い方々を集めて、座談会を行ったり、商品を使ってもらい意見を募ったりして、定性的な情報を把握することも欠かせません。 (2)広告宣伝活動 せっかく良い商品をつくった商品・サービスも知ってもらえなければ売れません。次に行うのが、広告宣伝活動です。テレビや新聞などに広告を出す昔からの手法のほか、インターネットを使って検索エンジンやソーシャルメディア、YouTubeなどの広告からアクセスを集める手法も一般的になりました。 (3)効果検証 最後に、これらの活動が「売上に実際に結びついていたのか?」を検証します。マーケティング活動にかかっていた費用と、それによって得られた売上を算出して、費用対効果をはかります。LPのコンバージョン率(CVR)・CPAなどがこれにあたります。売上との直接的な関係を測定するのが難しい場合もあるので、その場合は「認知度の向上」や「見込み客の獲得」など、手前にある指標をKPIとして使用することもあります。 WEBマーケティングとは インターネットで商品・サービスが売れる仕組みのことになりますが、WEBマーケティングでは(2)広告宣伝活動と(3)効果検証が注目される傾向にあります。 SEOやネット広告、LPO、アクセス分析、ヒートマップなど手法は多岐にわたり、日々最新のマーケティング手法が開発されています。