女性の購買心理とは?

女性の購買心理とは?

WEBデザインをしている私たちが、女性の購買心理について考えるようになったのは、スタッフが全員女性だから・・・という以外にも理由があります。

このブログでは、そもそも男性と女性の購買行動はどう違うかを、行動科学や脳科学などの観点を織り交ぜながら書いて行きたいと思います。

女性の購買心理とは

女性対象のマーケティングとは

かつてベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」という男性と女性の考え方と行動の違いについて紹介している本がありました。この本が、日本国内だけで200万部、世界40か国以上で600万部、42カ国でNO1となった超ベストセラーになったというのは、世界中の国々で男女が「違うを知りたい」と感じているということの表れではないかと思います。

 一般的に、「消費の80%は女性がコントロールしている」と言われます。

女性は自分で使うものはもちろん、マイカーから住宅、家電、文房具に至るまで、家族で使う物の購入決定権を握っていることが多いですね。

マイカーを購入しようとして、カーショップに奥様や彼女を連れて行くと「この車、あんまり好きじゃない」という一言で欲しかった車を諦めざるを得なかった、という経験をお持ちの男性もおられるのではないでしょうか。

 男性と女性では、同じ商品・サービスであっても、支持するポイント、評価する視点が違います。たとえば、家電製品であれば、男性はスペックを比較して、客観的な視点から個々の価値観と重ねた上で選びます。

 一方で女性は直感的と言われています。スペックについてはあまり目を向けず、全体のイメージを持って、直感で「分かりやすいか」「私に合うか」などを判断して選びます。

その結果、先ほどのマイカーの例では男性は気にも留めないような細部、例えば「ドリンクホルダーの位置が悪い」などの理由で、その車を選択しなくなることもあります。

 つまり、いくら機能性が高くても、女性が直感的にピンとこなければ、その商品・サービスは市場において80%の人に選ばれず、結果として「人気がなくて売れない」ものになってしまいます。

「消費の80%は女性がコントロールしている」ということは、世に数多ある商品・サービスは、女性に選ばれるものであるかどうかがその後の命運を左右する、ということにもなります。

そう考えると、女性の購買心理を理解することは、重要だと思いませんか。

消費の命運を握る存在である女性をターゲットとして、女性の支持するポイントと視点を掴むことは、マーケティングの結果を左右します。いくらよい商品を製造しても、この点を理解していなければ「なぜか売れない商品」となってしまうのです。

私たちは、女性の購買心理を理解し、マーケティングに生かすことは、80%もの購買客層にダイレクトに作用する大事なポイントだと考えています。

なんとなく肌では感じていても、実際にマーケティングに生かすとなると、どうしたらいいのかわからない・・・そんな女性の購買心理について、心理学や脳科学の点からご紹介していきたいと思います。

投稿者:dstyle 投稿日時: